柚子の皮


こんにちは。

冬至の日が近づいてきて、店頭に柚子を見かけるようになりましたね。地元のJAで、皮がきれいな柚子に出会ったので買ってきました。毎年、この柚子を使ってやる仕事があります。

それは、皮を刻んで保存しておくことです。冷凍保存しておいて、この先一年間使います。


まず、柚子は洗ってから皮を剥きます。皮と実の間の白いところは苦味があるので、出来るだけ黄色いところだけを剥きます。





全部剥けたら、ひとつまみずつアルミホイルに包みます。全部で36パック出来上がりました。白菜の浅漬けなどに、一包ずつ解凍して使います。これだけあれば十分です。





残った果実は、ギュッと手で絞って、ザルでこして果汁をとります。果汁も冷凍保存してもいいですが、今日は手頃な保存容器が無かったため、空き瓶に入れました。近々ポン酢などに使おうと思います。


そして、最後に搾りかすのところも無駄にしませんよー。布巾などの木綿の布に包んで輪ゴムで縛り、お風呂に浮かべれば、柚子風呂を楽しめます。


柚子風呂って、柚子を丸ごとコロンコロンと浮かべても、意外と匂わないんですよね。半分に切ると香りも成分も強くなりますが、果汁(酸)が強すぎると浴槽や追い焚き釜に影響しそうで、ちょっと不安。それに、一度風呂に浸けたものは、食べることが出来ないので、捨てるしかないのは、何だかもったいない。


搾りかすは、匂いがほんのりで、酸も優しい、どうせ捨てるところだから、もったいなくない。いい事ずくめです。


だーりん、今夜は柚子風呂ですよ~。