おはようございます。
伊豆半島のあちらこちらで、この時期はつるし飾りのお雛様を見かけます。今までも見たことはありましたが、こちらの吊るし飾りはお見事でした。伊豆地方の吊るし飾りは、ここ稲取地区が発祥みたいですね。初めて見に来ることが出来ました。もうじき終わってしまうところだったので、滑り込みで見られてよかったです。
写真は、メイン会場のひとつ「むかい庵」の展示です。伊豆稲取の駅から歩いていけるので便利でした。嵐のあとの平日だから(?)お客さんは誰もいなくて貸し切りでした。静かにゆっくりと見られました。
吊るし飾りももちろん素敵ですが、段飾りのお雛様もお見事です。現代はなかなかこんな雛人形を飾る家は無いんだろうなあ。私の雛人形は、実家にありますが、ガラスケース入りの小さなお人形でした。
江戸末期から残る年代物の雛人形もありました。色あせた人形だけど、大事に先祖代々、娘に受け継がれてきたんだなあ。
吊るし飾りのお人形の表情がカワイイ!!心を込めて一針一針縫った方の温かみが伝わってくるねー。
端午の節句には、男の子向けの吊るし飾りを飾るんだとか。へえ。これは初めて見ました。色合いは水色や緑色など、寒色系が多いですね。
歌舞伎の三番叟の人形。凛々しくて勇ましい顔。鯉のぼりの人形も多いです。
伊豆らしい魚介の吊るし人形。カニ、イカ、タコ、ヒトデ、イソギンチャクなど。どれも表情がいきいきしてた。ディズニーの映画リトルマーメイドみたい。
ひとつひとつ本当に可愛くて、幸せになりました。
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